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世界 5大レザー メーカーを徹底解説|その特徴と財布選びへの活かし方

目次

タンナーとは何か?革の品質はタンナーで決まる

「この財布、革がなんか違う気がする……」そんな感覚を持ったことはありませんか?同じ「牛革」と書かれていても、手触り・光沢・エイジングのしかたがまるで違う財布があります。その違いを生んでいるのが「タンナー」の存在です。

タンナーとは何をする人・企業なのか

タンナーとは、動物の皮を「革」に加工する製革業者のことです。動物から取り出したばかりの皮(原皮)は腐敗しやすく、そのままでは製品として使えません。これを「なめし」と呼ばれる工程で処理することで、はじめて耐久性・柔軟性・美しさを持つ「革」になります。

上質で優れた革を作り出すには、タンナーの技術力や歴史や伝統に紐づいた経験が必要になります。革を作る作業レシピはタンナーごとに違い、同じ素材の牛を使っていても、どのタンナーが仕上げるかによって最終的な革の品質がまったく変わってくる、と言われています。つまり、財布の革の良し悪しはブランドだけでなく、使われているタンナーの実力に大きく左右されるわけです。

「世界5大レザーメーカー」という言葉について

「世界三大レザー(コードバン・ブライドルレザー・イタリアンレザー)」という表現は複数のサイトで確認できますが、「世界5大レザーメーカー」という定義については業界標準として確立された明確な定義は不明・要確認の状態です。世界三大ブランド・世界5大レザーメーカーなどという言葉も耳にするとの記述があります。本記事では、革好きの間で特に評価の高い主要タンナー5社を「5大タンナー」として紹介していきます。

引用元:https://sot-web.com/column/tanner/ 

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ホーウィン社(アメリカ)——コードバンの代名詞

「革の世界で最も有名なタンナーはどこ?」と聞かれたとき、多くの革好きが真っ先に名前を挙げるのがホーウィン社です。アメリカ・シカゴを拠点とするこのタンナーは、ある一種類の革において世界的な絶対的地位を確立していると言われています。

ホーウィン社の代表革——シェルコードバン

ホーウィン独自のタンニン鞣しを施したシェル・コードバンはつややかな質感と独特の柔らかさを持ち、使い込むほどになじむのが魅力と言われています。稀少な分、通常のコードバンより高価とされています。

コードバンを主に作っており、「コードバン=ホーウィン社」といっても過言ではないかもしれないと評されています。イギリスのセジュウィック社と同じく、光沢の美しい革は世界の人々に愛され続けていると言われています。

コードバンとはどんな革か

コードバンとは、ベンズと呼ばれる馬の臀部の皮で作られるレザーです。使用されるのはベンズ革の内部層で、そのため一頭の馬から採れる量は僅かです。美しい艶を持つ希少なレザーは「革のダイヤモンド」と称されていると言われています。世界三大レザーの中で最も高額とされています。

財布や革靴に使われるコードバンの中でも、ホーウィン社のシェルコードバンは別格の存在感があると革好きの間では評価されており、採用ブランドのアイテムには高いプレミアムが付くことも多いと言われています。

引用元:https://sot-web.com/column/tanner/ 

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デュプイ社・セジュウィック社——フランスとイギリスの名門

ホーウィン社がアメリカを代表するタンナーとすれば、ヨーロッパにもそれに劣らない格式と技術を持つタンナーが存在します。フランスのデュプイ社とイギリスのセジュウィック社は、どちらも長い歴史の中でハイブランドに革を供給し続けてきた名門タンナーです。

デュプイ社(フランス)——エルメスを支える最高峰カーフ

デュプイといえばフランス、フランスといえばデュプイという印象もあります。エルメスなどの高級ブランド御用達になっていて、デュプイの革を使っていることが一種のステイタスになっていると評価されています。

デュプイは1946年に設立されたフランスのタンナーです。ハイブランドに革を提供しており、カーフスキンの伝統的なノウハウと「ボックス」という革でも有名と言われています。世界でもトップクラスの最高品質カーフレザーを生産するタンナーとして、革好きの間では一目置かれる存在です。

セジュウィック社(イギリス)——ブライドルレザーの本場から

イギリスはブライドルレザー発祥の地として知られており、ファッション用の皮革以外にも馬具用や産業用、革靴の底用などの皮革も取り扱っています。国内でブライドルレザーを使っている革財布の中ではセジュウィック社のブライドルレザーが一番よく使われているのではないかと言われています。

ブライドルレザーとは牛革を使用して英国の伝統的な製法で作られるレザーです。ロウを何度も染み込ませた製法により、使い込むほどに表面のブルーム(白い粉)が落ちて艶が増すエイジングは、多くの革愛好家を虜にしていると言われています。

引用元:https://77f.info/tanneries-of-the-world/ 

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バダラッシカルロ社・新喜皮革——イタリアと日本の誇り

世界の有名タンナーというと欧米が中心に語られることが多いですが、イタリアには独特の伝統製法を守るタンナーが存在し、日本にもアジアで唯一コードバンを生産するタンナーがあります。

バダラッシカルロ社(イタリア)——ヴァケッタ製法の復興者

バダラッシカルロ社はイタリア・トスカーナ州に居を構える老舗タンナーで、革の種類やカラーラインナップが豊富と言われています。タンニンなめしかつ染料仕上げ、さらに牛脂をたっぷりと浸透させるトスカーナ伝統の「ヴァケッタ製法」で作られており、色・ツヤがスピーディーに劇的に変化するエイジングが最大の魅力で、もっともメジャーなイタリアレザーだと言われています。

トスカーナ州が世界に誇る伝統的な鞣し製法を蘇らせたことで知られており、植物タンニン鞣し革だけが持っている素材の魅力を伝える活動を精力的に行っていると評されています。代表作の「ミネルバリスシオ」「ブッテーロ」は、財布好きの間では定番中の定番素材として知られています。

新喜皮革(日本)——アジア唯一のコードバンタンナー

コードバンを主に作っており、日本でほとんど流通していないのは新喜皮革やホーウィン社が有名だからでしょうという記述もあるほど、革の世界では知る人ぞ知る存在です。

新喜皮革のコードバンはカラーバリエーションが豊富で、ホーウィン社では廃盤となったウィスキー(淡いキャメル)も扱っていますし、複数の色をミックスした「マーブル」コードバンも作っていたりと非常に先進的なタンナーと評されています。アジアで唯一コードバンを生産する技術力は世界的にも高く評価されていると言われています。

引用元:https://sot-web.com/column/tanner/

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世界5大レザーメーカーに関するよくある質問(FAQ)

「タンナーのことがわかってきたけど、もう少し知りたいことがある」という方のために、よくある疑問にまとめてお答えします。

Q. タンナーの名前が財布の品質保証になりますか?

タンナーの名前は品質の目安になりますが、絶対的な保証ではないと言われています。同じタンナーの革でも、使用する部位・加工方法・縫製技術によって最終的な財布の品質は変わります。ただ、革にこだわるブランドがここの革を使っているという事実自体が、品質へのこだわりの証明になっていると評されています。タンナー名の明記はブランドの透明性として、選ぶ際の指標になり得ます。

Q. 世界三大レザーと5大レザーメーカーは同じものですか?

異なります。世界三大レザーとは革の中でも最高峰と称される3つのブランドを指し、コードバン・ブライドルレザー・イタリアンレザーの3種とされています。一方「5大レザーメーカー」は革を製造するタンナー(製革業者)を指すものです。世界三大レザーは「素材・革の種類の格付け」、5大レザーメーカーは「その革を作る職人・企業の格付け」という関係になります。

Q. 財布を選ぶとき、タンナーはどこで確認できますか?

ブランドによっては公式サイトや商品説明欄に「ホーウィン社のシェルコードバン使用」「バダラッシカルロ社ミネルバリスシオ採用」といった記載があります。革製品メーカー独自のレシピもあったりするため、使用タンナーを明記しているかどうか自体が、そのブランドの革へのこだわりを示すひとつの指標にもなると評されています。タンナー名の明記があるブランドは、素材への自信がある場合が多いと言われています。

Q. 日本製タンナーは世界水準と比べてどうですか?

栃木レザーは「栃木レザー」をひとくくりにして革の特徴を言うことはできません。なぜなら「栃木レザー」とは栃木レザー社の作る革の総称だからです。複数の革を作っており、それぞれ特徴が違います。値段もピンキリで、一般的には高級レザーとされるイタリアのブッテーロやミネルバ、ブライドルレザーより高価なものもあると言われています。日本のタンナーは決して世界水準に劣るものではなく、新喜皮革・栃木レザーなど世界的にも評価される革を生産していると評価されています。

引用元:https://sot-web.com/column/tanner/ 

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